最初で最後

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七年に一度の御柱祭、はじまりました。
少なくとも1200年以上前から続くという、謎多きお祭りです。
前回は部外者として見ていましたが、今回初めて村の一員として参加できました。
御柱の出発地点は、はちのわの蜂場から歩いて行けるのでラッキーです。

「山出し」と「里曳き」という2つの日程で行われますが、先日「山出し」が行われました。
諏訪地域の市町村が、それぞれくじで引き当てた御柱を、皆で綱で引いて運ぶのです。
しかしコロナ禍、ということで…御柱祭史上初、なんとトレーラーで運ぶという!なんとも残念な形になってしまいました。
こんなことは最初で最後でしょうし(にしてほしいです)、ある意味歴史に残る出来事かもしれませんね。

クレーンでつりあげてトレーラーに

なにしろ、諏訪のどなたにとっても初めてのことなので、みなさん固唾を飲んで見守っている感が伝わってきました。
クレーンで御柱が吊り上げられる時、何か寂しいような思いがしましたが、木遣りの歌が「山の神様、お願いだー」と歌われると、ちょっとぐっときてしまいました。
空を見上げると、八ヶ岳のほうからスーッと雲が流れてきていて、太陽の周りにくるっと円が描かれていました。
その雲はうすい彩雲のようで、「神様が見にきているのかな…」などと思いました。

画像の下の方が八ヶ岳の方向です
トレーラーに載せられた御柱を見送って、終了です…

5月に「里曳き」が行われる予定で、今のところどうなるかはわからないそうです。
いつもどおり開催されるといいなと思います。
(本来の様子がわかる写真がいっぱいの御柱祭の公式サイトがあります)
今は勇ましいラッパの音などが添えられたりしているのですが、昔はなかったはずだよなぁと思ったりもしました。
1200年以上も歴史がある祭なら、祭の形態にも変遷があったことでしょう。
そもそもなぜこの祭が始まったのか…?祭の歴史、諏訪の歴史、知りたいなと思いました。

・・・

さて、4月になったとはいえ、また雪がちらついては溶け、というような天候です。
東京ではもう桜が咲き終わったそうですが、こちらはまだまだこれからです!

春は、初めて養蜂を始めるにはベストなシーズンではないかと思います。
今後、はちのわのはちみつはあまり販売できなくなってしまうかも…という中、はちのわ日誌を書く意味とは…と考えました。
それで、養蜂に興味のある方に私の経験をお伝えすることで、何かお役に立てるかもしれない、とは以前から思っていたので、そういった養蜂についてのノウハウや情報を書いていこうかな、と考え中です。
つたない私の経験ですし、私自身発展途中でもあるので、どこまで参考になるかはわかりませんが、ぼちぼちやってみようと思っています。