3月もあと数日といった日、強めの雨と風が昼頃にぴたっと止み、そこから突然にパーっと晴れて暖かくなりました。
春が来た!と嬉しくなりました。
とはいえ、こちらでは梅も桜もまだ先の話です。
しかし雪がとけた土からは、いろいろな植物が頭をのぞかせてきました。
フキノトウはざっと見たところ2つしか出ていなかったので、採るのはおあずけにしました。
これからまだ出てくるとは思いますが、食べ尽くしてしまうようなことがあってはまずいので…
それにしても、あんなにどっさりと積もった雪の下で、じっと春を待っていたんだなぁ…と感慨深いです。
また、夏野菜の育苗を開始しました。
昨年、固定種のミニトマトやピーマンなどを初めて種から栽培し、実から種を採ってみたのですが、正しく種採りができた自信がなく、発芽するかなぁ…とあやしく思っていました。
とりあえず、ダメ元でやってみようと蒔いてみたら、驚いたことに一番最初に芽を出したのは自家採種したミニトマト(ステラミニトマト)でした。
今年はもっと真面目に採種して、種をつなげていこうと心に誓いました。
野菜の苗は、植える直前に買えば楽で手っ取り早いですが、固定種の苗というのはなかなか売っていません。
ほとんどがF1種です。
ミニトマトの固定種は、調べた限り「ステラミニトマト」一択のようなのですが、苗が売っているのは見たことがありません。
これからもずっと毎年、JAやホームセンターでF1の苗が買えればよいかもしれませんが、自分で種をつないでゆけたら安心ですし、その土地により合った種を残していけます。
昨年育てたステラミニトマトは、買った苗のミニトマトに負けず劣らず元気に育ちましたし、美味しかったです。
今年は「雨氷」という現象で木々ががっつり何日間か氷に包まれてしまったので、芽は大丈夫なのかな?と少し心配していましたが、今見る限り、梅の花芽や他の木の芽も無事なようでホッとしています。