ミツバチと周波数

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ミツバチの創り出すものは、はちみつは言うに及ばず、ビーポーレン(花粉荷)、プロポリス、ミツロウ、ロイヤルゼリー、そして蜂毒でさえも、人間の健康に役立ってくれます。
「アピセラピー」(ミツバチ療法)という自然療法があるくらいです。

SNSをながめていると、ミツバチについて、さらに目からウロコの情報に出会うことがあります。
今回はその中から、ミツバチの癒しの力について「おぉっ」と思った記事を保存も兼ねて紹介します。

動画の字幕を以下に書き起こします。

養蜂家は数ある職業の中で最も長寿であることをご存知だろうか?

理由を聞けばあなたはきっと衝撃を受けるだろう

ミツバチは花から花へと飛び移り

太陽のエネルギーを吸収しながら受粉するが

ミツバチは癒しの周波数を放ち

病気を回復させるだけでなく

エネルギーレベルでも癒してくれるのだ

養蜂家がよく口にするのは

禅の境地にいる感覚

あるいは瞑想状態で作業をしているということだ

また驚くべきことは

蜂の巣の上で寝ると様々な健康効果が得られることが実証されていることだ

さらには”Beehive Air Inhalation”(蜂の巣アロマ吸入)療法により

病気が回復し、他の多くの健康効果も得られるとして

今日まで科学者たちを驚かせてきた

また知っておいて欲しいのは

瓶詰めのハチミツは腐ることなく

3000年以上食べられる唯一の食品であることだ

そして一部のミツバチは

完璧なフィボナッチ数列で(自然界に潜む美の数列)

巣を作ることさえある

全てにおいてミツバチは本当に素晴らしい生き物だ

私たちに必要な生き物を大切にしよう

平和と愛を

X(旧Twitter)purplepearlさんの投稿より

禅の境地にいる感覚ですか…、うーむどうでしょう。
確かに、内検中は没頭していて、それがいわゆる瞑想状態といえるのかもしれません。
でもそれはミツバチが穏やかな状態の時です。
私の場合、作業の段取りが悪くモタついたり、どう対処しようか悩むこともしばしばで、ミツバチが「もーいつまでやってんのっ!」と騒ぎ出してしまい、「わーごめんねごめんねー!」とアセアセしてる時間が多いような気がします…

巣箱の上で寝ると様々な健康効果が得られる!
実際、さまざまな病気には、それを癒せる周波数があるといいます。
周波数を利用した治療技術も既に存在しているとか。
ミツバチの羽音の周波数で体が癒されるというのも、なんだかうなずけます。

また、蜂の巣アロマ吸入療法、というのも初耳です!
蜂の巣の空気を吸うと一体どんな効果があるのでしょうか…リンク先が英語なので、あとでじっくり読んでみますか…

ミツバチが熟したハチミツを作る際、蜜の水分を飛ばすために、巣房の上で羽を扇ぐことで生じる微振動。この微振動が、神経系、循環器系、筋肉系に効果的に作用する。ベッドはシーツのみで、マットレスはないので、身体はこの軽いマッサージを直接感じることができる
Healthy with Honey

1920年ロシア、1953年ハンガリーで注目されたが、実際の「ブーム」は1987年、オーストリアのヒュットナー家が、人だけでなく馬やラクダ等にも使えるマスクに蜂の巣の空気を送り込む技術を発明したことによる。2022年現在、ドイツのBeeCuraは保健省に認められている最新式装置
BEE HIVE AIR

ミツバチの巣箱の上で寝る施設の動画がありました。

The Bee Therapy House(カナダ)
‘Bee-therapy’ creates a buzz in Lithuania(リトアニア)

ミツバチたちがはちみつの水分を飛ばすための羽ばたきの音というか振動、というと、それは確かに巣箱に密着しないと感じることができません。
動画にあるようなミツバチの癒しの施設を作るというのもいいなぁ!と思いました。
でも本当に作るとしても先の話ですし、まずは、もしも「ミツバチの羽音に包まれてみたい!」という方がいらっしゃいましたら、はちのわの蜂場へお越しください…
お天気のよい日に蜂場に佇めば、ミツバチの元気なバイブレーションを感じることができるでしょう。

お昼過ぎ頃、ミツバチたちが一斉に外に出て巣の周囲を舞い飛ぶ時間があります。
「時騒ぎ」といって、同時期に生まれた若いミツバチたちが自分の巣の位置を覚えるためにする行動と言われています。
一回の時騒ぎはそう長い時間ではなく、10分間もないかもしれません。

作業中に時騒ぎが始まると、身体が、舞い飛ぶミツバチと盛大な羽音に包まれます。
とても活発なエネルギーを感じます。
目を閉じて、時騒ぎの羽音の中に没入してみたら、なんかトリップできそうな…気がします…
時騒ぎ、こんな感じです。

光も色も、そして物質も、全てはそれぞれ固有の振動、周波数で成り立っている…といいます。
以前はポカーン?…って感じでしたが、今は、イメージとしてなんとなく理解できる気がします。

きっかけのひとつは、あるアートパフォーマンスを見たことです。
鉄板の上に砂を撒き、その鉄板に振動(周波数)を与えると、擦り方や擦る位置によって砂が様々な形に変化していく、というものでした。

私が見たのは外国の方のパフォーマンスでしたが、内容はこれと同様のものでした(コロナは関係なかったですが)。
金沢健一「振動という出来事—鉄板上のコロナ」

今回そのアートの動画を見つけようとした際に、その振動でできた図形のことを「クラドニ図形(Chladni Figures)」というと知りました。
「物体の固有振動の節を可視化する方法」だそうです。
難しいことはよくわからないのですが…

ただ、そのアートを見た時、周波数の違いが様々な形を創り出す、ということについて「あぁーなるほどこういうことなのかー」となんとなく腑に落ちた感じがしました。
そのアートの動画ではないのですが、シンプルな実験動画がありました。

Amazing Resonance Experiment!

ミツバチは落ち着いている時には穏やかな羽音ですが、怒っている時、機嫌が悪い時、困っている時など、それぞれに羽音が違います。
巣箱を開けて「あー機嫌が悪いなぁ」(曇りの日はだいたい不機嫌)とか「あれっなんかザワついてるな…」(女王蜂が不在になった場合など)と、異変を感じ取ることができます。
このことは、感情にも周波数があるということを表しているのかも!と思いました。
人間の感情や思いにも周波数があるのでしょう。

音=周波数ですから、例えば「言霊(ことだま)」ということにも説明がつくような気がします。
水に振動を与えるとさまざまな波紋が広がります。
人間の体は約60%は水分でできているそうですが、そこに、どんな周波数の音(言葉)が投げかけられるかで、体への影響が変わりそうです。
どんな言葉を発するか、受けるかって、やはり重要なことなんだなーと思います。

かなり前ですが、「水からの伝言」(江本勝 著)という本を見ました。
水に「ありがとう」という言葉を言って氷結させるときれいな結晶になり、「ばかやろう」などの言葉を言うといびつな結晶になる…といった話でした。
当時は「えーほんと…?」と半信半疑でしたし、実際世間からは荒唐無稽、エセ科学と揶揄もされてるようですが、私は、あながち否定できないのでは…むしろ当然かも?と今は思います。

巣箱には、ミツバチの数が増えるにしたがいミツバチが新たに巣板を増設するための「巣枠」という巣のガイド的なものを挿入していくのですが、それが無いとミツバチは空いているスペースに自由に巣を作ってしまいます。
それを「ムダ巣」と呼びます(ただ、確かに巣箱の管理上は不都合なので取り去るしかなくてムダと言うのですが、ミツバチの巣=ミツロウなので、決してムダにはなりません)。
今年はミツバチの勢いに対して挿入が遅れてしまってムダ巣をけっこう作らせてしまいました。
ミツバチにはそれこそムダな労力を使わせてしまって申し訳なかったのですが、このムダ巣…というか自然巣を見ると本当に感心してしまいます。

これがフィボナッチ数列…なのか?は、私の頭ではわからないのですが、ただ、正確に六角形の巣房を作り上げ、しかもその各六角形の中心は、反対側の3つの巣房の六角形が接する点になっている(説明がうまくできないので写真をご覧ください…)というのは、すごいなぁと思います。

ムダ巣(自然巣)
反対側の巣房が透けて見えています

知られた話ですが、これはハニカム(Honey Comb)構造と呼ばれ、軽量で高強度などの特性があるため、輸送機器や建築などの分野で活用されています。
これを自然に作っちゃうミツバチ…神秘です。
ミツバチってやっぱり特別な生き物だと思わずにいられません。

先の「クラドニ図形」の動画の最初に出てきたニコラ・テスラの言葉に、うなずいてしまいます。
話が宇宙にまで拡がってしまいましたが…でも私たちもミツバチも宇宙の一部です。

if you want to find the secrets of the universe, think in terms of energy, frequency and vibration.

宇宙の秘密を知りたければ、エネルギー、周波数、振動の観点から考えることだ。

Nikola Tesla