この冬は寒い?

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あっという間に、今年もあと数日となっていました。
12月中旬から雪が断続的に降り、今現在10cmくらい積もっている状態です。
ミツバチたちが越冬に入り、できることもなくなってきたので、時間的に余裕ができるようになり、すこしのんびりしたいな…と思っていたらすっかり時間が経ってしまいました。

気温も急にグッと低くなり、日中もマイナスという日もあります。
これからますます寒さが厳しくなるんだなぁ…と思うと「私寒いの苦手だったんだよなぁ…(なのになんでこんな寒いところにいるんだろう?)」とついどんよりしてしまったりします。
ただ、空気はキリリと冴えて清々しく、薪ストーブの暖かさにはじんわり幸せを感じます。
そして冬至も過ぎて、もう日は日々長くなっていると思うと、希望をもって冬を乗り越えられそうな気がします。

雪の結晶が肉眼で見えました

いつも今頃ってこんなに寒かったっけな?と思い、気象庁の過去の記録を見てみると、まぁまぁ、やっぱり寒かったですが、でも日中の最高気温はやはり低いようです。
少なくともこの時期に日中も気温がマイナスというのは2019年や2020年にはありませんでした。
今年は日本も世界でも、寒波がすごいようですね。
地球は本当に温暖化しているのでしょうか。むしろ氷河期に向かっているという話も?
昔はこの地域はもっと寒かったともよく聞きますし、どこに向かっているのでしょうか。

気象庁の過去の気象データは、ミツバチをここで飼うと決めてしまった後に、この記録を見て「ギャー…寒過ぎ…」と思ったり、通いで飼い始めてからも、自宅で日々の気温の記録を見ては「グギギ…ミツバチ大丈夫かな…」と胃が痛くなる思いをしたりしていたものです。
ミツバチを飼う方は、その地域の年間の気温をリサーチするのに使えるかと思います。

今年はニワトリたちにとっての初めての冬なので、今度はこちらが気がかりになっています。
朝、ニワトリの給水器の水が凍っていたり、ウンチもガチガチに凍っていたり…
作業をする手も、寒さのせいで痛くなってしまい、なかなかにハードです。
それでも、ニワトリたちは毎日卵を産んでくれます!
ミツバチについては大丈夫そうだという思いもあって、ついあまり気にかけないでいたのですが、巣門前に死蜂が多めの群があり、なにか中で異常がおきているやもしれず。
ちょっとニワトリに気を取られすぎていたかも…と反省しています。

ニワトリは寒さにはある程度強いそうですが、どこまで強いのか…マイナス12℃程度なら元気という記述は本にありましたが、もっと寒いとどうなのか、調べてもはっきりしません。
ただ、同じ地域で平飼いで飼っている業者さんがいることや、地元の方が「昔はうちも飼っていた」と仰ったりしていることから、大丈夫だろう…と考えたわけです。
また、この地の野生のキジ(ニワトリはキジ科)やその他の小鳥たちが冬も元気にしているのを見て、ニワトリだって大丈夫だろうと考えているわけですが、家畜を野生の鳥と同じに考えてよいのかなど、分かりません。
ニワトリは体温が高く、41℃くらいだそうですし、人間感覚で寒さを考えてもしょうがないのかもしれませんが、つい心配してしまいます。

養蜂より養鶏のほうが楽なのでは…?なんて最初は思ったりしたのですが、ミツバチは冬には基本的に世話の必要がない(できない)のに対し、ニワトリは雨だろうが雪だろうが、毎日世話をしなきゃいけないんだなと、今更ながら気がつきました!
生き物を飼うって、やっぱり楽ではないのですね。それに心配性の人には向かないかもです。
それでも、生き物といると楽しいです。

はじめての雪

先日、同じ地域(ここよりは標高が低い)で養蜂をしている女性からメールをいただきました。
お父上が養蜂をされていて、今年から本腰をいれてその方も取り組まれているということで、越冬方法などについてメールでやり取りをしました。
せっかくなので、そのテキストを利用して、年を越す前に、ミツバチの越冬についての私の現時点での考えを書いておこうと思っています。
私はベテランでもないですし、私のやり方が完璧だとも全然思いませんが、失敗も含めた私の経験や、調べたことなどがどなたかの役に立つなら何よりだと思っています。