雪とお日様

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晴れの日曜日の朝。
蜂場の木々が真っ白になっていて、それは美しい光景でした。
「霧氷」というのですね。

霧氷
霧氷
暖かな日差しが降り注ぎ、お昼過ぎにはひだまりでは気温が10℃を超えました。
霧氷も気づけば消えていました。
ミツバチたちがお日様に誘われて次々に外に出てきました!
だいたいはウンチをしてわりとすぐに巣箱に戻るのですが、日差しが嬉しいのか高く舞い上がったり、遠くまで飛ぶミツバチも…
そして、雪の上に降りてしまったり、突っ込んでしまい、寒さで動けなくなるハチが続出…!
ひろいあげて手のひらの上で温めると、息を吹き返しました!
仮死状態になっていたのです。
動けないハチを見つけては蘇生させる、と繰り返しました。
死んだように見えるミツバチが手の中で動き出すのは感動的でした。
いつもそばにいてあげられれば、かたっぱしから蘇生させるのに!と思ったりもしますが、現実的には無理です。
どうか、まだ無理をしないでね、と切に願います。
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動かなくなったミツバチ…
動かなくなったミツバチ…
温めたら息を吹き返しました
温めたら息を吹き返しました
暖かいとほっとしますが、まだ本当の春は先…ミツバチにとってはリスクも大きいのですね。
実は春先が、ミツバチの死亡率が高いのだそうです。
活動が活発になってエネルギーを消耗し、貯蜜を一気に消費してしまったり、寒の戻りで凍死してしまったり…
ミツバチ博士佐々木正己先生も、「梅が咲いてからがあぶない」と仰っていました。
気が抜けません…
自然のディスプレイ
自然のディスプレイ

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