これから、今年の養蜂のシーズンが本格化していくわけですが、思案していることがあります。
ここのところの世界情勢、日本も対岸の火事ではないと思います。
というか、ある意味すでに有事下だと思っています。
また最近、いろいろな物の価格が上昇しています。
これから食料やエネルギー、その他色々なものが、更なる価格上昇にとどまらず、手に入らなくなってしまうものも出てくるかも…と懸念されます。
農業の分野では、肥料や資材の価格が高騰しているそうです。
加えて生産者の高齢化(これはだいぶ前から分かっていたことですが)もあって、近い将来、これまでのような農業は成り立たなくなってしまうかもしれない。
つまり数年内に食糧危機が来ることが考えられるので備えてください、と伝える声もよく耳にします。
畜産にしても、飼料を輸入に頼っているところでは不安があると思います。
養蜂でも飼料として養蜂協会から砂糖が斡旋されているのですが、その価格もどんどん上がっています。
砂糖の原料も7割くらいが輸入のようですし、場合によっては入手困難ということも起きかねません。
養蜂はやめたくはありません。
継続するためには、まずは、はちみつはさらに採る量を減らして大部分を取り置いておき、越冬や悪天候、その他必要時に全てまかなえるようにしておくことになるかな…と想定しています。
そうなると、はちみつを販売するということは優先事項にはできなくなってしまいます。
ただ、養蜂に関して希望があるといえば、ミツバチは他の家畜と違い、蜜源植物さえあれば自分たちの食料を自分たちで作る!ということです。
これにハッと気づいて、おぉミツバチすごい!って思いました。
なので、人間にできることは、緑を、花や木を、増やすことです。
私はもともと、自給自足的な生活を目指して、田舎暮らしを志しました。
その中で、養蜂は最初、現金収入の手段としてどうかな?と思って勉強し始めたのです。
そうしたら思いのほかミツバチが可愛すぎて、養蜂が面白すぎて、すっかりのめりこんでしまいました。
収入の方はずっと赤字です…
でも、本物のはちみつを求めている方にお応えしたいという気持ちも強く、できる限り群数を増やそうと、これまでほぼ養蜂のみに注力してがんばってきました。
でも昨年、自分一人でできる範囲の限界を感じ、拡大路線は一旦立ち止まることにしました。
そして今、最近の世界情勢を見てさらに、これからは養蜂だけに時間と体力を使っているわけにはいかないなぁと思っています。
そろそろ、今後混乱が予想される世界を、身近な人たちと助け合ってどう生きていくか、を本腰を入れて考えようと思います。
畑をもっとがんばろうと思いますし、その他さまざまな生活の術を身につけたいです。
これから世界が、日本が、どうなっていくかはわかりません。
大きな混乱がないことを願っていますし、平穏に過ごせるならそれはそれでよいのです。
ただ、何があっても動じない心構えと準備はしておきたいです。
はちみつ、今後、販売できても量は限定的になってしまうかもしれません。
残念ですし、楽しみにしてくださっている方々には大変申し訳ないのですが、当面そのような方向になると思います。
いずれ、余力ができたらまた、増産の方向で取り組みたいと思います。
とはいっても、暗い気持ちでいるわけでもないのです。
もともと、ターシャ・テューダーさんに憧れたり、自然の中で自分の力で暮らす生活、いいなって思っていました。
でも自分にはあそこまではできないなー…と思っていたのですが、今こそそれをやる時なんじゃないか!という思いが湧き上がっています。
最近知った、とってもいい感じの動画チャンネルがあります。
Kənd Həyatı(YouTube)
場所はアゼルバイジャンだそうです。たくさんの動画があって、再生回数もすごいです。
あまりに完璧なので、これはプロが絡んでるはず…と思いつつも、素敵で見入ってしまいます。
こんな風に、動物や自然に囲まれてなんでも自分で作る生活、すばらしいです!
社会的、政治的なことについての投稿はここではもうやめようと思っていたのですが、感動した動画があったので、ぜひ見てほしく、最後にご紹介します。
大阪の泉大津市長さんが3月4日に動画を出されて、子どものワクチン接種についての自らのお考えを話されています。
結論としては、「いろいろ調べてみたが、健康な子どもへの新型コロナワクチン接種には合理性が見出せない」ということです。
市長という立場で発信してくれることで、親御さんたちも耳をかたむけてくれることと思います。
彼が今までも、しごくまっとうな意見(けど、政府やメディアは言わない)を発信されていたと今回知りました。
正義感と勇気のある、素晴らしいリーダーだと思います。
いろいろな圧力もあると思いますが、これからも屈せずにがんばってほしいです。
(日本だけの話ではないですし、圧力の大きさは計り知れません)
しかし、国の政策に疑問を呈すことがタブーになっているなんて、本当はすごくおかしいことです。まるで戦時中です。
コロナ、ワクチン、そして今回の戦争に関する偏向報道…これがプロパガンダというやつか…と戦慄の思いでながめています。
たくさんの人達がワァーッと同じ方向へ一斉に誘導されていく様子は、私の中で、先の戦争で大本営発表に翻弄されてしまった国民の姿と重なってしまうのです。
以下は、上の泉大津市長の動画の概要欄にあった説明です。子どもについてだけでなく、大人についても必要なメッセージだと思います。
【子ども(5~11歳)へのコロナワクチン接種について】
健康な子どもへのワクチン接種については、いろいろな角度から情報を取って、極めて慎重に判断していただきたいと思います。 基礎疾患を有する人については、疾患の内容によってはメリットだけではなくデメリットも考えられます。接種の際には、かかりつけ医などの医師と相談をして慎重に判断を行ってください。 また、接種にあたっては「接種する」「接種を希望しない」「様子を見てから決める」ことも大事になってきます。冷静に判断いただき、その結論は尊重されるべきだと考えています。 ワクチン接種後の副反応や長引くコロナ後遺症に悩んでいることがあれば、市の相談窓口にお気軽にご相談ください。