先日の雪はやはり蜂場にも積もっていました。
すっかり雪景色…
おそらくこの寒波の時に記録されたであろう最低気温は-9.6℃でした。
越冬装備内の温度をおそるおそる確認すると、群によって、また温度計の位置にもよると思いますが、1℃〜7℃で、全群の平均は約4℃となり、外気温から10℃以上の差は出ています。
だいぶ断熱効果でているみたいだぞ！と胸をなでおろしました。
巣箱内の温度も30℃前後になっていて、ミツバチたちがんばっています。

そして、いよいよ、三浦半島小網代の森へ、３群を移動しました。
移動組は原組の娘女王の群、山田２号群、山田花子群（花組に山田１号の女王をいれたので）です。
小網代の森では、先日の雪もチラチラ舞った程度で積もることはなかったそうです。
その際の最低気温も２℃くらいだったとか。
やはりだいぶ違います。
小網代の森に到着後、巣門を開けると待ちかねたようにミツバチたちが飛び出してきて、迷子にならないか心配でしたが、とりあえず無事な様子だったのでほっとしています。
雨も降ってきたりで詳しい内検はできなかったので、また改めて様子を見に行きます。

はちのわ第二次越冬隊、寒い森グループと暖かい森グループ、どうなることでしょうか。
無事に春を迎えてほしいです。
ちなみに寒い森グループの原組の女王は２度目の越冬…もしかしたら途中で死んでしまうかも…とは思いつつ、がんばってみてもらうことにしました。
正直なところ、秋にミツバチヘギイタダニによりミツバチの勢いがずいぶんそがれてしまって、目標としていた群勢での越冬体制は作れなかったのです。
チモールや蟻酸、粉砂糖法などで対処してきたのですが、思うような効果が出せませんでした。本当ににっくき存在です。
ヘギイタダニを念でやっつける技術が欲しい…
来年もひきつづきいろいろ対策にトライしたいと考えています。