それぞれの冬

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小網代の森へ3群を移動して1週間後、様子を見に行きました。
お昼頃、巣箱を置かせてもらっている場所に着くと、巣箱前はミツバチたちでにぎわっていました。
黄色や白やオレンジ色の花粉も次々に運びこんでいます。
静かなはちのわの蜂場とはすっかり様子が違います。
はちのわの蜂場では寒いために女王の産卵が止まりますが、小網代の3群とも、女王が産卵を再開していました。
わー嬉しい!と思ったのですが…でも、これはこれで心配。
産卵が続くということは、蜂児に寄生するミツバチヘギイタダニも途絶えないことになるからです。
対策を考えないといけません。
暖かければ暖かいでまた悩みがあるのですね。
気象庁のデータによると、同じ日の、はちのわの蜂場の最低気温-2.8℃に対し、小網代は8.4℃。暖かい…!
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あったかくてまた忙しくなったわ!と言っているようでした
今年はダニの被害がひどいと、ミツバチ関係のいろいろな方が口にするのを聞きます。
来年はミツバチがかなり少なくなるのでは…という話もあります。
ダニ問題…決定的な打開策が見つかってほしいものです。
しかし、とりあえず元気なミツバチの様子を見て嬉しい気持ちでした。
巣箱から飛び立つと、海が見えることでしょう。
ミツバチたちは初めて海を見て、どう思ったかな?
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小網代の干潟
一方、はちのわの蜂場は、先日の雪が溶けておだやかな様子に戻っていました。
ひきつづきがんばって元気に冬を乗り越えてほしいです。
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