暦の上では立秋を過ぎ、「残暑」ということなのですが、全くピンとこない暑さが続いています。
標高1,000m超の場所にある蜂場周辺はこの時期、避暑地としてにぎわいを見せています。
やはり平地に比べてかなり過ごしやすいのは確かです。
いくら日が照っていても、湿度は低く、日陰に入るだけでだいぶ涼しく感じます。
とはいっても日中は30度を超える時間帯もありますので、ミツバチたちも夕方巣門前に出てきて涼んでいます。
「あぁ〜今日もがんばったね!暑かったね〜」というおしゃべりが聞こえてきそうです。
蜂場周辺にはさまざまな草花が咲いています。
恥ずかしながら名前が分からない花も多いのですが、ミツバチにかぎらずハナバチ類が花を訪れているのも見かけます。
近くでヒマワリを栽培している場所もあります。
このあたりの夏の蜜・花粉源のひとつとして、オオハンゴンソウがあります。
外来種で、かなりの繁殖力。地元では嫌われ者です。
蜂場もご覧のとおり…一面に生えている背の高い黄色い花は全てオオハンゴンソウです。
蜜源だから刈りたくないけれど、こんなにボーボーに生やしていたらきっと心証はよくないのだろうな…と迷っていました。
でも一面に咲いているのに、案外ミツバチはそれほど訪れていないし(他にもっとよい場所があるのでしょう)、ここを全部刈ったとしても他の場所にもたくさん咲いているので、さほど影響はないかな…と考え、少々惜しいですがおおむね刈ることにしました。
もうひとつの蜜源植物は、ヌルデです。
こちらもあちこちによく咲いています。
夏の初め頃は、リョウブとみられる蜜が入っていましたが、正確には確認できていません。
はちのわのミツバチたちがどこに行っているのか、ミツバチたち1匹1匹にGPSをつけて調べてみたい!といつも思います。
巣箱から飛び出すと、多くのミツバチは八ヶ岳方面へ向かって飛んで行くようです。
あちらに、すてきな花園でもあるのかな…と想像しています。
近日中に、夏の蜜を採って、今年の採蜜は終わりにする予定です。
巣板はかなり黄色くなっているので、やっぱりメインはオオハンゴンソウなのかな?という感じです。
夏の花々
on 2016年8月14日
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