はちのわ日誌

10月2017

クマはクマでも

夏のような日が続いたと思ったらいきなり冬のようになったり、落差が激しすぎます。
ここのところ雨も続き、ミツバチを心配しながら過ごしましたが、久しぶりの晴れの予報の日、蜂場を訪れると、皆元気でほっとしました。

秋はクマが人里へ降りてくることが多い季節。
蜂場近辺では、数年前に八ヶ岳寄りの少し上の地域で出たことがあるそうです。徒歩で30分程度の所だと思います。

はちみつは熊の大好物ですし、用心して熊よけの鈴をつけて作業していますが、ちょっと不安です。やっぱり犬がいてくれたら安心かも、と思います。

6月のことになりますが、ある日蜂場を訪れると、巣箱の巣門を狭めるため詰めていたスポンジが抜き取られ、下にポイと打ち捨てられていました。
人間のイタズラにしてはしょぼいし、熊であれば巣箱を倒しめちゃめちゃにするでしょう。猫?カラス(この辺では見ないけれど)??と不思議に思い、防犯カメラを巣箱の目の前に設置し、後日確認してみると…

パクパク、パクパク!ミツバチを食べてます!
どうやらこれはハチを主食とするという「ハチクマ」と思われます。
別の映像には、スポンジを抜き取るような様子も写っていました。
巣門から巣の中を狙ったもののあきらめたのでしょう。

クマはクマでも想定外。どうしたものかと困ったのですが、数回来ただけで以降は来ていないようです。
ハチクマなんて、動物番組でしか見ない生き物だと思っていたので、びっくりでした。


蜂場の周辺は10日前くらいは緑が多かったのに、紅葉が進んでいて、本当に季節がかけあしで過ぎていくなぁ…と感じます。

来襲するスズメバチもめっきり減りました。
かわりにジバチ(クロスズメバチ)や日本ミツバチが、はちみつをかすめとろうとやってきています。

女王蜂の産卵も減ってきました。
また、オスバチもほぼ姿が見えなくなりました。追い出されて、お腹をすかせて死んでしまったことでしょう。ずいぶんさみしくなりました。数匹残っているのを見ましたが、このまま一緒に冬を越させてもらえるのかな?

11月には越冬に突入です。
昨年に比べるとミツバチたちの健康状態はよいように感じます。
ダニも、数群少し気になる群が出たものの、おおむねよくおさえられていて、じんわりと喜びを感じていますが、気は抜けません。

御柱街道。道の奥に少し見えるのは八ヶ岳です。

落ち葉のじゅうたん

キイロスズメバチとももうすぐお別れ

贅沢

数年前、上島珈琲店で、日本ミツバチのはちみつを使ったメニューが出ていることに気づきました。今年も発見。
上島珈琲さん、目の付け所がよいですね。

確かけっこういいお値段だったような記憶が…と思いながらも、ミツバチにかかわる者として飲んでおくか!と店内へ。

注文カウンターで、値段をみて「ウッ!」と引き返しそうになりましたが、思い直し、平静をよそおって注文しました。なかなかハードルの高いお値段です。
(Mサイズを注文してしまいましたが、あとで確認したらSサイズもあったのでした…)

日本ミツバチのはちみつが大さじ1かそれ以上ついてきたので、これはお値段相応かと。

コーヒーに入れてよく混ぜてお召し上がりください、と店員さんに言われましたが、やはりまずは、はちみつだけを味見。
間違いなく日本ミツバチのはちみつ。明るい色のフレッシュな蜜でした。

コーヒーに注いで…わーもったいない〜

混ぜてしまうと、はちみつの香りや風味より、ミルクコーヒーの風味のほうがまさってしまったかも?でも甘さがうまく調和しておいしかったです。

はちのわでもいつか日本ミツバチのはちみつを採りたいです。
今年は原村に巣箱を置く余裕がありませんでしたが…
神奈川県産は採ろうと思えば採れるのですが、今のところ、日本ミツバチは居てくれるだけでありがたいような気持ちで、蜜を採ろう!とはあまり積極的に思わないのでした。

ベランダ群の巣箱(裏側がアクリルの窓になっています)の中。白い部分は全部蜜蓋です。けっこう貯めています。(蜜を採らないのには、巣枠をくっつけるように巣を作ってしまっているので枠を抜き取れない、という事情もあります…)


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