先日、友人が風邪をひいて、熱はさがったけれど咳が残っているということでした。
ちょうどダイコンが家にあったので、はちみつダイコンを作って友人の家に届けました。
風邪をひくとすぐに解熱剤を飲んだり、薬で治そうとする方は意外と多いように思います。
でも風邪は体の自浄のチャンスだとも思います。
熱が出るのは、免疫が働き体の中で白血球ががんばってくれている証拠です。
ウイルスは40℃で死滅し、発熱によって免疫細胞はより活性化するそうです。
また、がん細胞は42℃以上になると死滅するといわれています(39.6℃という説も?)。
せっかくのチャンスを、みすみす潰してしまうのはもったいないかもしれません。
もちろん、個人の体力や状況により対応は変わるとは思いますが、自分の免疫を信頼し、ふだんから身体を温めたり、免疫力アップを心がけることも大事だと思います。
私はもともとそんなに風邪はひかないほうで、インフルエンザにかかったのも過去一度だけです。
(といっても、病院に行っていないので診断がくだったわけではなく、症状からして(高熱、関節の痛み、ひどい咳など)インフルエンザとしか考えられなかったわけですが。)
この時は、愛猫が死んでしまった(死なせてしまった)ショックでひどく落ち込んでいた時で、精神的にも非常なストレスがかかっていました。
後にも先にも、ここまでひどい風邪(インフル)にかかったことはありません。
やはり、病気の一番の原因はストレスによる免疫力の低下なのでは…と思う出来事でした。
過去何度か大きめに体調を崩したことがありますが、それはいつも体や心に大きなストレスがかかっていた時です。
以前も書きましたが、インフルの時は猫のこともあって医者不信になっていたこともあり、意地でも病院に行かないし薬も飲まない!とでひたすら寝て治しました。
そもそも、インフルエンザで即病院に行って薬を処方してもらうのは日本人くらいだと聞いていたので、寝ていれば治るという確信がありました。
以前びっくりしたのは、風邪ひいた!とすぐ病院に行って、抗生物質をもらって飲んだから安心!という人がいたことです。
「菌」に対抗する抗生物質が、風邪の「ウイルス」に効くのでしょうか?
病気や薬に対して、間違った思い込みをしてしまっていることも多いように思います。
以前もご紹介した『笑いと治癒力』(ノーマン・カズンズ著)も、ご一読おすすめします。
世界中のタミフルの約8割は日本で消費されているそうです。
やっぱり日本て、うまく騙されて要らない薬を押し付けられてきたんだな…と思ってしまいます。
「欧米ではインフルエンザにかかっても、“基本的に薬はいらない”とされています。タミフルをのんでも、期待できる効果は“1日早く熱が下がるだけ”ですから。そのため、アメリカの医療専門のホームページには、『病院に行くと他の病気に感染するリスクが高いから家で寝ていなさい』と書いてあるほどです。
「日本人は過剰医療の傾向が強く、先進諸国に比べて病院に行く回数がダントツに多い。病院に行くと必ずといっていいほど薬を処方されるので、当然、服薬量も多くなる。生活習慣の改善で解決できるようなことでも、検査でちょっとでも正常値を外れると、医師は“念のため”とすぐに薬を処方します。高血圧や糖尿病の薬のように、副作用のある薬をずっとのみ続けなければならないケースも少なくありません」(岡田さん)
NEWSポストセブン 2019.1.6
スーパーにキンカンが売っていました。
キンカンは好きなので思わず買ってしまいました。
はちみつダイコンを作ったついでに、キンカンのはちみつ漬けを作ってみました。
お湯で割って飲むと体も温まり、キンカンの香りとはちみつの甘みで幸せな気分になります。
今インフルエンザ が流行っているとききますので、みなさまあたたかくしてお過ごしください。
