主に5月中に咲いていた花々からミツバチたちが集めて作ったはちみつ、先日分けてもらいました。
遠心分離機のコックから流れ出たはちみつは「おぉ、ゴールデン!」と思わずつぶやいてしまいそうな、しっかりした色合いのキラキラしたはちみつでした。
収穫量はまぁまぁといったところです。
ネットで大々的に販売するにはちょっと心もとないかな…という量です。
また、はちみつが欲しいという地元の方のリクエストも徐々に増えてきたため、地産地消がメインになっていくのかな…とも思います。
ただ、お待ちいただいている方もいらっしゃると思うので、通信販売も考えるつもりです。
準備ができましたらお知らせいたします。いましばらくお待ちください。
かけた労力に対して、はちみつの収穫量という意味での結果は、全然見合わないなぁ…と思ってしまいました。
品質にこだわらず、蜂児のある巣板のはちみつや、ミツバチの使う分のはちみつも全て採ってしまえば、もっと採れるんだけどね…とは思うものの、それはやはりしたくありません。
やはり、生業としてはちみつを採るというのは厳しいなぁ、と改めて思っているところです。
はちみつを採る作業というのは、一般的にはなかなか目にする機会のないことなので、ただ作業するだけではもったいないと思って、興味をもたれた方に見ていただくようにしています。
今回も、親しくなった人や新しくご近所になった方などを招いて作業を見ていただき、そして採れたてのはちみつを食べていただきました。
みなさんとても喜んでくださったようで、私もとても嬉しかったです。
これが本物のはちみつなんだ、ということも目の前でしっかり見ていただけたと思います。
自分がはちみつを生産することで喜んでくれる人がいる、というだけでも、やっててよかったなと思います。
ここより標高の低いところでは既にアカシア(ニセアカシア )のはちみつの収穫は終わっています。
今年は花つきがいまいちで採蜜の結果も芳しくなかったとのこと。
春、かなり寒い日がありましたので、遅霜の影響かもしれないとのことです。
こちらでのアカシアの開花も先日終わりましたが、確かに、花がほとんどついていない木もあり、「あれ?」と思っていました。
自然のことで仕方ないとはいえがっかりです。
ただ、一昨年もアカシアが不作の年でしたがミツバチたちは他の花々から蜜を集めて提供してくれました。
今年はどんな蜜になるのでしょうか。
5月の下旬だったでしょうか、家の軒下にキセキレイが巣を作っているのを見つけました。
かなりオープンなところに作っていて、びっくりしました。
その後産卵され、6月10日にはヒナが孵っていました!
うちの猫たちは、ウロウロしている親鳥を見ては飛びかかりたくてウズウズしているようなので、巣を見つけてしまったら大変だ…ということで、猫には気の毒なのですが、ヒナが巣立つまでしばらく外出禁止にすることにしました。
卵は5個あったはずですが、どうやらヒナは2羽だけのようです。
3個はダメだったのか、時間差で孵化するのか、わかりませんが、無事に巣立ってほしいものです。