ミツバチを狙ってやってくるスズメバチの数が増えてきました。
昨年は来なかったオオスズメバチも数匹来ていました。
来ない方が不自然なくらいなので、ある意味ほっと…はしませんが…
キイロスズメバチはミツバチを１匹ずつ捕まえて連れ去るので、群が滅ぼされるようなことなないのですが、オオスズメバチは目を付けたミツバチの群に大挙して襲いかかり全滅させてしまう恐ろしい存在です。
スズメバチを巣箱内に入れないようにするだけでなく、偵察蜂を仲間の元に帰さないことも大事です。
ネットと巣門ガードで巣箱に入れないようにする戦法と、捕殺器で捕まえて帰さない戦法の２本立てです。
しばらくミツバチには不便をかけますが、がまんしてもらうしかありません。


ネットをかけたら、オオスズメバチがネットを噛み切ろうとしていました。くわばらくわばら…
捕まえて、ネズミ捕りシートにくっつけます。
こうすると、仲間がシートに自ら来てくっつくのです。
（仲間を助けようとしているのかな…と思いきや、どうも噛み切ったりしようとしているふうなので、もはや獲物として見ているのかもしれません。）
飛び回っているスズメバチは網で捕まえます。
そして余裕があれば、それを焼酎やはちみつに漬けます！
毎日見回ることができれば危険をもっと回避できるのだけれど…とはがゆい思いです。
とはいえ、スズメバチも仲間のために必死でがんばっているわけで…同情はしますが、大事なミツバチを捧げるわけにはいかないのです。
はじめてスズメバチと対峙した時は足がすくむほど怖かったのですが、もう恐怖感はだいぶ無くなりました。
スズメバチがミツバチを狙っている時は、こちらのことなど眼中にないからです。
けれど、油断してうっかり刺されたりしないように気をつけなければ！