記録的な暖かさとなった週末。
雨がおさまれば内検のチャンス、とスタンバイしていました。
幸運なことに昼過ぎに雨があがり、気温もグングンあがったので、内検を実行しました。
巣箱を開ける前から、原組のミツバチたちはどんどん外に出て来て、まるで分蜂するかのような大騒ぎになりました。
この元気さ…やはり地元の子だからなのかなぁ?と思ったりしました。
しばらくして、他の組のミツバチたちも次々出て来て、久しぶりにミツバチが乱舞するのを、幸せな気持ちでながめました。
まだ本当の春は先なので少しひやひやしながらも、やはりミツバチが元気に飛んでいる景色っていいなぁ…と来る春に思いを馳せるのでした。
貯蜜が少なくなっていたら蜜枠を入れるつもりで準備していましたが、まだ大丈夫そうな様子。
各巣箱に入れていたキャンディボードも、かじっていました。
気に入ってもらえたようで(?)よかった…
なんだかジャリジャリに結晶してしまっているなぁ…やっぱり失敗作?と思ったのですが、逆に、一番よい出来だと思っていた透明なキャンディボードは、熱気と湿気のせいか一部溶けてしまっていて、こちらのほうがかえってミツバチには迷惑なようでした。
まだキャンディボード作りの極意はつかめていなかったようです。
とても残念なことなのですが、旧花組は女王がいなくなっていました。
巣箱を開けた時、ザワザワ…!としていて、様子がおかしいなと感じました。
女王がいなくなったときに見せる、羽をふるわせるしぐさをしている働き蜂もいて、嫌な予感がしたのですが、やはり女王がいませんでした。
働き蜂もかなり減ってしまっていて、このままでは滅びるしかない…という状況でした。
なぜ女王やたくさんの働き蜂が死んでしまったのか、要因は複数考えられますが、特定はできません。
こういうことはある程度仕方の無いことなのですが、やはりかなしいです。
自分の手の及ぶ範囲で、まずかったかもしれないと思うことを次に改善するしかないです。
旧花組の女王は、昨年の春はちのわに最初に来た女王3匹のうちの最後の1匹でした。
小柄ながら良く産卵し、分蜂性は低く群の性格はおだやかで、はちみつもたくさん作ってくれました。
無事越冬できたらこの女王の血統をつないでいきたいと思っていたこともあり、とても残念です。
冬に合同するのはあまりうまくない気もしたのですが、放置しておくのも忍びないので星組に合同することにしました。
どうか、力を合わせて残りの冬を乗り越えてほしいです。
さすがに寒い地域なので当たり前といえば当たり前ですが、産卵はとまっていました。(暖かい地域だと産卵がとまらない)
次世代が生まれるまで、今いるミツバチたちにがんばってもらわなければなりません。
春先3月頃が最も餓死・凍死の率が高いそうなので、本当に無理せず長生きしてほしいものです…
越冬経過報告
on 2016年2月15日
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