年末年始は2週間蜂場を訪れずにいました。
関東のお正月はとても暖かくて、蜂場も寒さがやわらいでミツバチたちもほっとしているかな…とすこし軽い心もちで過ごしました。
今年は暖冬とのこと。
蜂場も、昨年の今頃は雪に埋もれていましたが、今年はまったくです。
初めての越冬には、ラッキーかもしれません。
とはいえ…蜂場に置いたデジタル温度計で2週間の最低外気温を見てみたら、-10.1℃を記録していました。
各群の越冬箱の中にも温度計をセットしています。
温度は、群によって異なりますが、最低温度が-2.7度〜4.2度でした。
外気温はだいぶシャットアウトされてはいるものの、-2.7度までいった群は心配です…
越冬中、蜂球の中心はミツバチが20℃〜32℃に保つそうです。
巣箱の中の温度も測っていますが、ミツバチのじゃまにならないように蜂球の中心部ではなくトップバーの上にセンサーを置いているため、全体に低めの温度が表示されます。最高で16.8℃でした。
そしてやはりちょっと心配になる低温度の群もありました。
2週間ぶりに訪れた日は、おだやかに晴れましたがミツバチが活動するまでの気温にはあがらず、巣箱は開けられず。静かな巣箱を外から心配しながらながめるだけでした。
1匹だけ、巣箱から出てきたミツバチがいたので「みんなは元気?がんばってね!」と伝言しました。
巣門の前には、役目を終えて命が尽きたミツバチの亡骸もちらほら。
「おつかれさま」と声をかけました。
がんばって寒さに耐えているミツバチたちのことを思うと胸がくるしくなるほどで、もっと出来ることはないのか…次の冬にはこうしよう…と、頭の中は越冬のことでいっぱい状態です…が、春に向けて、巣枠や巣箱を作ったりなど、やることはたくさんですので前を向いていかないと!
こんなに春が待ち遠しかったことはありません。
暖冬…とはいえ
on 2016年1月14日
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