気が休まらない春

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よい季節になりました。
山桜が咲き終わるのと交代するようにウワミズザクラが咲き、それも終わりミヤマザクラ、フジ、と春の花のリレーが続いています。
毎日何かしらの作業に追われてバタバタと過ぎていくうちに、アカシア(ニセアカシア)開花もせまってきて、初夏も目前となりました。

山桜(5月11日)

5月中旬には、ニホンミツバチがたて続けに3回も分蜂をして大慌てでした。
無事に冬を越してくれてよかったー元気だねー…とほっとしていたところで、まだ分蜂するほどでもないかなと油断していました。
1回目は、高さ30mほどもありそうなカラマツの高い枝に蜂球になってしまい、手も足も出ませんでした。
慌てて巣箱を用意しましたが、後のまつり。
どこかいい家を見つけたようで去って行ってしまいました。
2回目は、微妙に届かない高さの山桜の枝に。これもどこかへ行ってしまいました。
3回目に、設置した巣箱に奇跡的に集まってくれ、無事定着してくれました。

この高さでは手も足も出ません
3回目の分蜂群は巣箱に集まってくれました

以前は住宅地で、分蜂するたびにご近所の目にビクビクしていましたが、こちらではその心配は皆無であるかわりに、自然にまかせていると分蜂群を回収できる可能性はかなり低いことがわかりました。

ただ、こちらではニホンミツバチ愛好家は多いので、どこかのお宅の巣箱に入ってくれていたら喜ばれるだろうなと思います。
健康で元気なニホンミツバチですのでよろしくお願いしたいです。

ニホンミツバチ愛好家には、セイヨウミツバチは憎まれがちです。
そもそも外来種だから、とか、セイヨウミツバチがニホンミツバチを攻撃(盗蜂)する、病気の心配、などが理由と思います。
しかし私は、弱群のセイヨウミツバチがニホンミツバチによる盗蜂で滅んだという経験もしましたし、セイヨウだけが悪者にされるのは少々悲しいです。

今のところ、はちのわのセイヨウとニホンは、お互い干渉することなく、それぞれ暮らしています。
このまま、うまくやってくれるといいなと思っています。

左がニホンミツバチ、右がセイヨウミツバチ

越冬明けから、今年のはちのわのミツバチは皆元気だなぁ、はちみつも期待できそう!と思っていたのですが…ここのところ、生き物は思うようにはいかない、ということを改めて実感していて、実のところ、目下メンタルがダウン気味です。

それでも、これは与えられた課題なんだと思い、今後につなげようと思います。
3歩進んで2歩下がる…という感じですが、確実に少しずつ進歩はしていると思いますので、めげずに養蜂の道を歩いていきたいと思います。
幸せは歩いてこない、だから歩いてゆくんだね♪と頭の中でまわっている今日この頃です(昭和!)。

とはいえ、元気な群ががんばって春のはちみつ作りにラストスパートをかけてくれていますので、無事に分けてもらえるよう祈るような気持ちで過ごしています。

ところで、こちらに引っ越し、軽自動車の管轄が変わるので変更するようにという通知が1月に来ていたのですが、モタモタしているうちにコロナ騒ぎで行きづらくなってしまい、そうこうしているうちに県外ナンバー叩きとやらが発生したとかでモヤモヤしていました。
実際のところ何か嫌な思いをしたことはありませんが、こんなことで神経を使いたくなかったので、やっとつい先日ナンバー変更に行ってきました。

どうせなら「38-38」とか「39-38(サンキューミツバチ)」とか「11-38(イイミツバチ)」とかがいいな!と、さんざん考えて出かけたのですが、希望ナンバーは予約制だったとはつゆ知らず。
結局、全くミツバチに関係のない、ゴロ合わせもしづらいナンバーになりました…。

緑が濃くなりました