ここのところ新型コロナウィルスのせいで穏やかでない社会情勢です。
原村は基本のんびりしたムードです…とはいえ、こちらでも、マスクもトイレットペーパーも店頭から消えてしまいました!
動揺しないといえば嘘になりますが、トイレットペーパーがなければ葉っぱでふけばいいや…くらいの気持ちで落ち着いて過ごしたいです。
ともかく、早く終息することを願っています。
2月下旬、暖かい日を狙って、今年初めて巣箱を開け、内検をしました。
ドキドキしながら1群1群、様子を確認していきましたが、結果として、この時期としては今までで一番ミツバチが元気でした!
産卵も始まっていました。
本当にほっとしました。
はちのわ的には、春分の日をもって越冬終了、ということにしているので、あと一息、調子を崩さずに過ごしてほしいです。
ニホンミツバチも元気で、どこからか花粉を次々に運び込んでいるのでこちらも子育てをがんばっているようです。
ミツバチの子育てにはタンパク質をはじめとした栄養が欠かせません。
ミツバチはタンパク源として花粉を利用しますが、女王蜂が産卵を再開する早春はまだ花が少ないので、栄養が足りなくなることのないように、「代用花粉」というものをミツバチに提供するのが人間にできるサポートです。
花粉そのものや、代替となる成分でできた製品を購入するのが通常で、はちのわでもそうしてきましたが、米ぬかを与えている養蜂家もいるということは知っていました。
試してみたかったのですが、ぬかには農薬が蓄積されるということなので、慣行農法のぬかはちょっと…と躊躇してきました。
原村に移住して、いろいろな人との出会いがあり、北杜市で自然栽培でお米を育てている方(自給農園めぐみのさん)とも知り合うことができました。
自分が玄米を食べていることもあって、早速玄米を購入させていただいたのですが、米ぬかもお願いしてみました。
無農薬の米ぬかなら安心です!
試しに米ぬかをそのまま置いてみたら、ミツバチが来て、花粉を集める時と同じように、足につけて巣に持ち帰っていきました。
ただ、パフパフなので集めにくいようでした。
これから、ミツバチが食べやすいパテ状にすべくレシピ開発したいと思います。
先日、散歩をしていたら、蜂場からほど近いところに福寿草が咲いていました。
近づくと、ミツバチたちが来ていました。きっと、うちのミツバチだ!と嬉しくなりました。
春はそこまで来ている…とドキドキワクワクです。