ニホンミツバチ入居、など

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今年は「ずく」だして、はちのわ日誌書くぞ…の誓いはどこへやら、バタバタ、バタンキューの毎日m(_ _)m

夏至も過ぎ、日々があっという間に過ぎ去っていきます。
梅雨に入ったと思ったらもう終わり?みたいなよくわからない天候です。
雨が続いたら続いたで困るし、日照りが続けばそれはそれで作物が心配です。

6/16 畑のパトロール要員カマキリの赤ちゃん

「こ、これは早く書かないと…」と思いながら、1ヶ月以上経過してしまった出来事があります。
ニホンミツバチ御一行様が、我が家の巣箱に入居されたのです。

5月の半ばのある日の夕方、放置していたニホンミツバチの巣箱の巣門を、ニホンミツバチが数匹出たり入ったりしているのに気付きました。

「あっ、偵察蜂かな!?」と胸が高鳴りました。
昨年は巣箱に誘引剤をつけてニホンミツバチを待ったのですが、入居かなわず。
今年はもういいやと思っていました。
巣箱も、私が放置していたのを、夫がじゃまだからと物置の近くに適当に片付けていたものでした。

翌朝、また様子を見ると、出入りするミツバチの数が増えたようでした。
しばらくながめていたら、唐突に、シン!として、1匹も来なくなったのです。
「あれっ、気に入らなかったのかな…」と一瞬がっかりしたのですが、「いや、ここに決定して、仲間を呼びに行ったのかも!」とひらめきました。

するとそれから数分後、遠くから、聞き覚えのあるうなり音が近づいてきました!
東のほうから、ニホンミツバチの分蜂群が飛来してきたのです。予感的中でした。
そして、すごい勢いで巣箱に吸い込まれるように入っていきました。
久しぶりの、ニホンミツバチの入居シーン。興奮しましたー

この巣箱は、10年ほど前に友人が作ってくれた、巣枠式のニホンミツバチの巣箱です。
移住前に入居していたニホンミツバチをそのままこちらに連れてきていたのですが、おそらくアカリンダニのせいで滅んでしまって以来、空いていました。
本来は中に巣枠をいれるのですが、空っぽの状態で置いてあったのです。

なので、おそらく蓋の裏に直接ぶら下げる形で自然巣を作ってしまうはずで、そうなると開かずの巣箱になってしまう…
急いでニホンミツバチ用の巣枠を用意して、なんとか巣をそこに移さないと!
…と、とりあえず巣枠は用意したものの、結局移設の作業ができずそのまま1ヶ月以上が経ってしまいました。

ニホンミツバチたちは今も元気に出入りしていますが、巣も相当大きくなったことでしょう。
これから夏になって気温が上がった際に、巣落ちしないとよいのですが…
このままではアカリンダニ対策も難しいので、なんとかしないとなぁ…と思いつつ、日々の慌しさの中で後回しになっています。
どうかこのまま無事に元気にずっと暮らしてほしいと願っています。

それにしても、「入居してほしい!」と強く思っていた時は叶わなかったのに、忘れていたら思いがけず叶いました。
執着は手放そう!みたいな、教訓を得た気持ちです。

セイヨウさんたちも、元気に過ごしています。
分蜂対策に、と思ってやったことが裏目に出たり(詳しくはまた…?)でハプニングもありつつ、それもまたよい勉強になりました…

6月のあたまに、量は多くはないものの無事に、春のはちみつを採ることができました。
とりあえずホッとしています。
本当にありがたいことです。

採蜜の日は見学希望の友人たちを招いて、採蜜と試食会をし、そのあと外でランチ会という1日でした。
ホストとしてバタバタすぎて、肝心の採蜜の様子やはちみつの写真を撮り損ねたのですが…

おいしいパンにマスカルポーネチーズをぬって、採れたての春のはちみつをかけて食べる…という贅沢を味わっている人たちの様子をご覧ください。

春のはちみつ、従来は明るい黄色だったのが、昨年あれっ?と思ったのですが、今年も色が濃いめでした。
花粉の量なのか、花の種類が変わったのか?
味としては、従来に近いはちのわの春の風味で、とても美味しいです。

春の蜜を採ってすぐアカシア、その後エゴノキ…と花のリレーは続いています。
今年はアカシアの蜜もよく出たようです。
もうすぐ、初夏のはちみつが採れそうです。

6/21 エゴノキの花
6/7 ミツバチとクローバー
6/20 クマバチとヘアリーベッチ
燻煙器を新調しました