その薬のなかみは

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20年ぶりくらいに鎮痛剤を飲んだ、と先日書きました。

薬はなるべく飲みたくないのですが、痛みがあまりにひどく、歯医者さんに行くまでの間もとても耐えられず、手を出しました…
そして失敗。その顛末です。

かつて、生理痛がひどかった頃には、しばしば鎮痛剤を飲んでいました。
テレビのCMで「生理痛に効く」イメージの市販薬を、何も考えずに飲んでいました。

もともとそれ以外はさほど薬に頼るほうでもなかったのですが、パブロンくらいは飲んでいた感じです。
しかしその後、薬や医療に対する考えが大きく変わったこともあり、化学合成の薬は極力飲まないようにしてきました。
(以前書いたのですが、私の無知と考え無しゆえに、愛する猫を苦しめた挙句に死なせてしまったことが大きなきっかけです)
意思のない子どもの頃は別として、インフルエンザ等含めワクチンも打ったことがありません。

でも今回、これはもう久々に鎮痛剤を飲むしかないか…と、薬局へ駆け込みました。
いろいろな鎮痛剤が並んでいて、さて、どれを選べば?となりました。

現代は「ロキソニン」がメジャーなイメージですが、
胃腸障害が起こりやすく腎臓にも負担が大きいと聞きました。
どんな薬にも副作用はつきものですが、なるべく体に悪影響のないものを選びたいです。

昔からある「バファリン」なら安心感が…と思ったら、今やバファリンにたくさんの種類があってびっくり。

バファリンA
バファリンライト
バファリンプレミアム
バファリンプレミアムDX
バファリンルナi
バファリンルナJ
・・・

「何が違うの??」と迷うも、痛すぎてじっくり検討している余裕がありませんでした。
とりあえず「”速効”だし、なんかデザインもいい感じだし…」と完全に雰囲気で「プレミアム」を選びました。

「プレミアム感」に弱い私

帰宅し、すぐさま「バファリン プレミアム」を飲みました。
そしてしばらくすると…ひどかった痛みがすっと消えたのです。
「すごい!ほんとに効くんだ!」とバカみたいに感動しました。
根本的な原因が治ったわけではない、ということは忘れないようにしましたが、楽になり助かりました。
痛くて何もできない、夜も眠れない、といったような場合には、化学合成の薬をうまく使うのはありだなーと思いました。

痛みが落ち着いたところで、いろいろな「バファリン」は、それぞれ何が違うんだろう?と気になりました。
すると…

製品名に「バファリン」と同じ名がついていても、中身は全く別物であるという驚きの事実が分かりました。

バファリンシリーズの主成分は以下の3つ

  • アスピリン
  • イブプロフェン
  • アセトアミノフェン

バファリンシリーズそれぞれで使われている成分と組み合わせが違うのです。

「バファリン解説」動画
  • バファリンA…アスピリン
  • バファリンライト…アスピリン(バファリンAよりアスピリン含有量が少ない)
  • バファリンプレミアム…イブプロフェン+アセトアミノフェン
  • バファリンプレミアムDX…イブプロフェン+アセトアミノフェン(プレミアムより含有量が多い)

私が選んだ「プレミアム」は、元祖バファリンとは成分が全く違います。

さらに、「プレミアム」には「催眠鎮静剤」がバファリンシリーズの中で唯一、使われているのだそう。
それが「アリルイソプロピルアセチル尿素」という成分。

この早口言葉のような成分は、眠気や注意力低下をもたらし、依存性もある、というものでした。
なので、車の運転などはうっかりできないのです!知らずに運転しちゃいました…

しかもこの成分は、もはや日本でしか使用されていないそうで、
健康リスクが高いために世界のほとんどの国で使用が禁止になっているというではないですか。
薬局の人がそもそもそれを知らない可能性もありますが、
でもせめて販売する時に「車の運転は控えて」とか一言注意すべきじゃないでしょうか。

ということで、バファリンシリーズの中で一番避けたいのが「プレミアム」なんだとか。
私は、イメージで選んでハズレをひいてしまったようです。

さらに、かつて生理痛の時によく飲んでいたのは「EVE」…これにも入ってました…

「アリルイソプロピルアセチル尿素 重要情報」動画

他のバファリンシリーズもついでに。

  • バファリンルナJ…アセトアミノフェン
  • バファリンルナi…イブプロフェン+アセトアミノフェン

「ルナ」のパッケージは女子っぽいイメージなのですが、ルナJは単成分で、水なしで子どもでも飲みやすいとのこと。
「小・中・高校生の生理痛・頭痛に」というキャッチフレーズですが、男性が飲んだっていいのですし、「催眠鎮痛剤」も入っていないのです…

パッケージは全く違いますが、むしろ「バファリンプレミアムDX」と「バファリンルナi」が成分的には同類ということのよう(含有量が違う)。

なお、動画に出てくる「バファリンEX」は、すでに製造を終了したそうですが、成分はロキソプロフェンで、なんと「ロキソニンS」と効果は同じなんだそうです。

ということで、バファリンシリーズはややこしいということがわかりました。
どんな薬も、飲む前に自分で調べ、薬剤師さんにも説明を求めたほうがいいな…と思いました。
製品名と成分はリンクするわけではなく、なんとなくで選んでしまったら、成分が身体に合っていなかったり、不要な成分まで入っていたりということは容易に起こり得るんだなぁと…
なお、鎮痛剤を選ぶときは単成分のものを選ぶと比較的安心だそうです。
なのでもし次にバファリンを買うことがあれば「バファリンルナJ」かなと…

自分の体の中に入れるものに、どんな成分が入っていて、どんな作用、副作用があるのか、そもそも必要なのか…知って考えた上で摂取する必要がある、と今回の失敗で再確認しました。
それは、医師から出された薬でも同じです。

それで思い出したのですが、10年くらい前でしょうか。移住前の事です。

ある朝目が覚めると、右のまぶたが開かず!焦りました。
しばらくすると開いたのですが、不安になり、ネットで調べて見つけた駅前の眼科クリニックに行くことにしました。

待合室にはそれなりにたくさんの患者さんが待っていたので、信頼されてるお医者さんなのかな、と安心しました。
しかしいざ自分の番になったら、先生も、助手の人たちも、なんというか人の扱いが雑で、横柄な感じ。
診察も、ちょっと診ただけで「精密検査をしないと分かりません」と言われ、有無を言わさず精密検査の予約をさせられました。

「えー…」とモヤモヤしつつ会計したところ、抗生物質含め4種類くらいの薬の処方箋を出されたのです。

「は?」と思いました。
「原因が分からないのに、なぜ薬が出るのですか?なんの薬ですか?」と受付の人に訊ねました。
受付の人は「…少々お待ちください」と奥に行き、先生に聞いたようです。
戻ってくると「では、これとこれは飲まなくてけっこうです」と薬の数が減りました。

「なんじゃ、そりゃぁ…」とモヤモヤが100倍くらいになりました。
精密検査もキャンセルし、二度と来るもんかと思いました。

他の患者さんたちは、出された薬、素直に全部飲んでいるのかな…と不思議でした。
こう言ってはなんですが、薬を出すほどお医者さんは儲かるわけですし…
出された薬は本当に自分に必要な薬なのか、どんな作用があるのか、疑問をもつことは必要です。
やたらとたくさんの種類の薬を飲んでいるお年寄りなどを見ると、大丈夫かと心配になります。

少なくとも私は、抗生物質は安易には飲みたくないと思っています。
常在菌まで殺してしまいます。
「ミツバチに抗生物質などの薬は使っていません!」と謳いながら、自分が薬を躊躇なく飲むのもおかしな話です。

目のほうは、その後特に問題はなく、どうやらドライアイの症状だったようです。

過去には、市販の睡眠薬(成分:サリドマイド)による薬害なども含め、多くの薬害事件がありました。
訴訟になっても、被害者の救済よりも製薬会社の利益やお役所の保身がまず優先されてきたことは、過去の例を見てもあきらかです。
自分の身は自分で守らなければ…
しかし、市販の薬にまでトラップがあるなんて、です。
うっかりひっかかってしまいました。

10月から、新型コロナの新しいワクチンの定期接種が始まったそうです(有料)。
ちょっと調べてみたところ、製薬会社の異なる複数のワクチンが使われるようで、モダリティ(医薬品の作られ方の基盤技術の方法・手段)も異なるようです。

製薬会社製品名モダリティ
ファイザーコミナティ筋注mRNA
モデルナ・ジャパンスパイクバックス筋注mRNA
第一三共ダイチロナ筋注mRNA
武田薬品工業ヌバキソビッド筋注組換えタンパク
Meji Seikaファルマコスタイベ筋注sa-mRNA(レプリコン)

特に、Meiji Seika(明治製菓)ファルマ社の「コスタイベ筋注」は、新しい機序のmRNAワクチンで、
「レプリコン(自己増幅型)ワクチン」といい、スパイクタンパクを作るmRNA自体が、体の中で増幅していくというものだそうです。

このレプリコンワクチンは、アメリカで開発されたもので、なぜか日本で初めて承認(アメリカでは未承認)、使用されるのだそうです。

すでにさまざまな懸念が出ていますが、当の製薬会社の社内からも警鐘がならされています。
下記の本は、Meiji Seikaファルマの現役社員有志によって書かれたものです。
初版が即完売、現在注文中でまだ読んでいないのですが、書籍の説明文や、サンプルで冒頭部分を読むだけでも十分に異常さが伝わってきます。
もしも、接種を考えている方がいたら、読んでからの判断にしたほうがよいのではないかと思います。

農薬も、添加物も、医薬品も…なぜ日本では、世界では危険とされているものがどんどん使われるのでしょうか?
少なくとも国が、国民の命を守る気などさらさらないということは明白だと思います。

私たちは売りたくない!”危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭


書籍説明テキスト引用

日本で最もたくさんのワクチンを商品として販売してきた製薬会社。その会社で若手のホープとして期待を集めていた影山晃大氏が、26歳で突然の死を遂げた。原因は2回目のコロナワクチン接種。その後、国からも正式に被害者認定を受けた。 

「完全に健康で、あれほど元気だったのになぜ亡くなったのか?」彼の死亡に衝撃を受けた同僚社員たちは、mRNAワクチンの危険性について広くリサーチを始める。調べるほどにわかったことは、コロナワクチンをめぐる厚労省の施策が、それまでの医療業界の倫理や常識をズタズタにする異常性に満ちていた事実だった。この「常識外れ」の原因は一体どこにあるのか? 

亡くなった彼や遺族の無念に思いをいたし、有志数名のチームで、〝今後新たなワクチン薬害を広めないように″と、本書の執筆開始を決意した。著者名は「チームK」。亡くなった影山晃大氏の無念を無駄にすまいとの思いによる命名であった。 

本書では、あくまでも、厚労省を始めとする公的機関や会社のプレスリリースなどで発表されているオープンソースのデータをもとに、さまざまな検証が進められている。次に来る危機の中心として、世界に先駆けて日本だけが承認した「新mRNAワクチン=レプリコンワクチン」の本質的危険性を訴え、さらには、安全とされてきたインフルエンザワクチンが、近い将来危険な変貌を遂げることにも警鐘を鳴らす。 

仕事としては、安全性に多くの疑義を残すレプリコンワクチンを病院や医院に売らなければならない立場だが、自分たちの良心との葛藤は強まるばかり。「この商品だけは売りたくない!」「家族や子ども、友人・知人にも打たせたくない!」「誇りを持って働いてきた我が社は一体どうなってしまうのか……」 

若くしてコロナワクチンのためにこの世を去った同僚の死を無駄にしないためにも、一人でも多くの読者に真実の情報を知らせたい。そして自らの意思で正しい未来を掴んでほしい。日本人を実験動物として扱うかのような狂気の政策の同伴者であることに絶望を抱きつつも、国民自身が正しい情報を得ることこそ、正しい選択のための唯一の前提であるはずとの信念から書かれた、医療業界内部の熱き良心が形となった1冊。