新しい年

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あけましておめでとうございます…というには時間がたちすぎてしまいました。

ミツバチと暮らすようになってから、カレンダー(いわゆるグレゴリオ暦)の日付そのものよりも、日本の暦(旧暦、二十四節気)のほうがミツバチや自然の動きに合っている気がしています。

新しい年の区切りも、冬至のほうが気持ち的にしっくりきます。
冬至は一年のうちで最も昼が短い日。
寒くて日の短い日々を過ごしているとなんとなく気持ちも下がりがちになりますが、冬至を迎え、明日から日が長くなっていくのだ、と思うと胸に火が灯るような気持ちになります。
陰極まりて陽となる…今の世の中もこんな時なのかな、と思ったりもします。

今は大寒、1年で最も寒い時期です。
さすがにここのところ気温が低く、マイナス10度を下回るような夜に、ミツバチたちが身を寄せ合って寒さをしのいでいる様子を想像すると胸がキューっとなってしまいますが、気温が上がるとミツバチが外に出てきてウンチをしたり、元気に舞っているのを見るとホッとします。
セイヨウミツバチは今のところ全群無事なようです。
大寒を乗り越えれば立春です。
あともうひとふんばり、がんばってほしいです!

ニホンミツバチは、1群は、少し前に滅んでしまいました。
どうやらアカリンダニにやられてしまったようです…とても残念ですが、あまりひきずらないようにして、今後の予防策をしっかりたてたいです。
もう1群は元気です。
春を迎えて、またたくさん分蜂するといいなと思います。

原村へ完全移住して、1年と少し経ちました。
引越してきて以来、東京や神奈川、埼玉など、生まれてこのかた縁のあった場所へ一度も足を踏み入れていないのですが(コロナもあるとはいえ)、不便だとか街が恋しいとか思ったことはなく、ここに来たことは本当に自分にとってよかったんだなと改めて思っています。

遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願いします。

雪が降った時の様子
薪ストーブは冬の楽しみです