おおむね週1ペースでしか蜂場へ行けないため、行くたびに季節がどんどん進んでいます。
つい先のことばかり考えてしまいますが、今まさに盛りとなった春を、立ち止まって味わうゆとりももちたいものだと思います。
先週はウワミズザクラが満開を迎えており、そしてミヤマザクラが咲き始めていました。
うまく花のリレーが続けばいいなと思います。
ミツバチたちもはりきって花の蜜を集めています。
ちょっとペースが遅い気がするな…もっとがんばって!とつい欲が出てしまいますが、今年も、ミツバチたちの分はしっかり残していきたいですし、人間がいただける分がどれくらいになるか、少々心もとない気持ちではありますが、無理は禁物です。
毎年蜂場で子育てをしているキセキレイは、安全な物置小屋の中に巣を作りました。
(巣を作るために出入りしている親鳥とよくはち合わせしました…)
先日、巣は屋根裏の棚に作られていることが分かり、親鳥のいないスキにこっそりのぞいてみました。
薄暗くてよく見えない中でカメラをかざすと、モソモソッと動く気配がしました。
すでにヒナがかえっていました!
私が物置小屋内にいる間はシーンと静まり返っていますが、物置小屋の外に出るのを見計らって親鳥が入り、エサを与えている様子で、外から耳をすますと「ピィピィ!」とエサをねだるヒナの声が聞こえました。
ヒナたちは親鳥から「人間に気づかれないようにするんだよ!」と教えられているのでしょう。
物置小屋に入るのに気を使ってしまいます…
無事に育ってほしいものです。
それにしても、5月というのに急に寒くなったり(先日蜂場は朝方に氷点下になりました)、暑くなったり、嵐のような風や雨が多かったり、いつもこんなだったけな?と不安になってしまいます。
気候が変動して、環境が変われば、養蜂もできなくなるかもしれません。
今後の地球環境に思いをはせる今日この頃です。
春進行中
on 2018年5月16日
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