4月に突入。
東京近辺では桜が咲き、春到来を感じますが、はちのわの蜂場では、また少し雪が降ったらしく、まだ景色は白茶けていました。
小網代の方はもう完全に春。
菜の花でミツバチが忙しく働いていました。山桜も咲いていました。
もうしばらく暖かい所で養生させてもらいます。
はちのわの蜂場近辺のホームセンターでは、日本ミツバチが花の苗を訪れていました。
ただいま、今年の養蜂プランについて、いろいろなサイトや本を参考にしながら考えています。
春本番までに早く決めなくては!と焦るのですが、海外の情報を調べていると、次から次へと「へぇー!」「えっ、そうだったんだ」…ということが出て来て夢中になってしまい、時間がどんどん経ってしまいます。
ひとつ、ショックな事が判明。
越冬中に予備のごはんとして巣箱に入れていたキャンディボード。
これがどうやらミツバチのお腹によくないらしいのです…※
2度の越冬で、結果的に貯蜜が足りないことはなかったこと、また、巣箱内の温度と湿気(ミツバチが発熱することにより)でキャンディボードが溶けてしまうこともあったりして、今後は入れるのはやめよう…と考えていたところではあったのですが、それ以前に、ミツバチの体によくないものを入れていたなんて…orz
かなりショックです。ミツバチごめん…余計なことをしました。
キャンディボードについては日本の養蜂の手引き書に、餌切れ防止策として書かれていたので、よかれと思って作って入れていたのですが。
他にも、「こういうものだ」とされていることについて、やってみると疑問に感じることもでてきたり。
当たり前とされていることを一旦疑ってみることも必要なのかもしれません。
ミツバチをとりまく状況は変わってきていますし、ミツバチについては分かっていないことがまだたくさんあります。
なにより自分自身が、ミツバチについて知らないことのほうが多いのだということを忘れず、ミツバチにとってよりよい、また納得できるやり方を探っていこうと思います。
※キャンディボードがミツバチのお腹によくない理由:砂糖を加熱することによってHMF(ヒドロキシメチルフルフラール)という有機化合物が生成され、それがミツバチの腸に悪影響を与え、下痢や短命をもたらす…ということが海外の養蜂の本やサイトに書かれていました。
HMFとは、はちみつが過度に加熱されていないかの指標となっている物質なのですが、調べてみると、砂糖を加熱することによっても生成されることが分かりました。
あめちゃんは体に毒
on 2017年4月6日
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