このあいだまで白茶けていた景色がうそのように、緑一色になりました。
自然の力はすごいですね。
そこここに藤の花も咲き、彩りを添えています。(やはり今年は咲くのが早いかも)
森の中は、緑一色!…といっても、多くは戦後植えられたカラマツで、放置されて本来の植生を圧迫しているのが実状です。
はちのわの蜂場ではカラマツを伐採し、そのあとに日本在来種かつ蜜・花粉源になる木を植えることにしていました。
やっと霜の心配もなくなり緑の季節がきたので、買っておいた苗木を植えています。
どの季節にもミツバチが花を利用できるように木を選びました。
ハナモモ、ヤマザクラ、ウワミズザクラ、トチノキ、エゴ、キハダ、ソヨゴ、ケンポナシ、シナノキ、イタヤカエデ、イロハモミジ、リョウブ、クロガネモチ、ネズミモチ、イヌエンジュ、ハクウンボク、ムクロジ、キヅタ…
いずれも小さな苗木なので、大きくなるまでには10年以上かかるでしょう。
少し気が遠くなる気もしますが、10年後にはどんな蜂場になっているかな…と楽しみです。
植えているそばから周りには勝手に草木が生えて来て、ジャングル化しつつある蜂場…
写真を撮っても、どれが植えた苗木なのか分かりません!
ちなみにこれはトチノキです。
ちなみに人気の「アカシア」は、本当の名は「ニセアカシア」といい、和名はハリエンジュです。北アメリカ原産の外来種です。
外来種は植えないモットーだったのですが、気づけばそこかしこに勝手に生えてきています!
繁殖力が強いとは聞いていましたが、本当でした。
裏の川辺に生えているので、そこから来たのでしょう。
まぁ、来るものはこばまずということで…他の木を圧迫するようなら考えます。
また、藤らしきツル植物も生えてきました。
日光が届くようになり、いろいろな植物が活気づいています。
ミツバチのほうは、産卵開始した女王がなぜか再びいなくなってしまったり、波乱が絶えず悩ましいのですが…はちみつは、もうしばらくしたら採れそうな見通しです。
木を植える
on 2016年5月23日
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