GWは慌ただしく過ぎ去りました。
5月あたまに山桜が咲き始めた、と思ったら数日後には花吹雪…
やっと春が来た!と思っていたのにあっという間に暦は立夏…
季節よ、ちょっと待って〜!と焦ってしまいます。
植樹にハーブガーデン作りに畑作りに…と時間をかける予定が、かなりの時間、ミツバチに翻弄されていました。
蜂場に着いたとたん、乱舞するたくさんのミツバチに遭遇し「わーっ!分蜂しちゃった!?」と焦ったら、まさかの他所からの分蜂群だったり…
かと思うと山田組2群の女王蜂が両方ともなぜかこつ然と姿を消してしまっていたり…
おまけに師匠に譲っていただいた群の女王も実は既に1匹いなくなっていたり…
女王がいなくなっちゃった〜!とあわあわしていたら、山田2号に新しい女王が唐突に産まれてびっくりしたり…
ひょいっと誕生した山田2号の新女王。
「ピー ピ、ピ、ピ」と鳴きながら歩き回っていました!
この鳴き声は、Queen piping(クイーンパイピング)といい、「他の女王蜂の存在は許さないわよ!」と自分の存在を主張するものらしいです。
分蜂するとはちみつ作りの戦力が半減してしまうので、この時期、王台は取り除くのが通常です。
ただ、山田2号は、せっかくなので血統を残そうと、立派な王台をあえて残していました。
羽化前に別の巣箱に移す予定でした。
しかし新女王が産まれたのは、なんと別の王台でした。
見落としていた王台があったのです…
全く想定外でしたが、更に新たな女王蜂が羽化すれば新女王同士の戦いになってしまうので、残っている王台を別の箱に移しました。
他所から飛んで来た分蜂群は、10m以上ある高ーい木の上方に蜂球になってしまい、回収できず。
雨が降っても、数日間そのままでした。
使っていない巣箱を置いてみたら偵察に来てくれたのですが、結局、5日目にどこかへ去って行ってしまいました…
ふられた気分です…
こんなことがあるのか…とびっくりの連続です。
ともかく今は、新女王蜂が無事に交尾飛行を終え帰ってくることを祈るばかりです。
春の騒動
on 2016年5月10日
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