はちのわでは、神奈川で日本ミツバチ2群を飼育しています。
この春に入居してくれました。
飼育…とはいっても西洋ミツバチとは違い、野生の日本ミツバチに対しては時々手助けはしますが、基本的には見ているだけです。
あまりに愛しくて、見ていると時間がどんどんたってしまうのが悩みです…
2群それぞれ、重箱式と巣枠式の巣箱で飼っています。
巣枠式の群については、急ごしらえの巣箱で飼っていたのですが、このたび立派な巣箱に引越をすることになりました。
巣箱を作ってくれたのは、若き日本ミツバチの先輩。
観察窓付きの、宝箱のようなワクワクする巣箱です。
移植作業もお願いしました。
今まで、中の様子がほとんど分からなかったのですが、開けてびっくり!
縦にながーく立派な巣を何枚も作っていました。
この群はとっても勢いがあり、蜂がどんどん増えている様子だったので、さすが!という感じでした。
この貯蜜部分をきりとり、蜂児部分を枠にはめ直すという作業でした。
移植にともなってはちみつが採れますよ、と言われていたので、小さなタッパーを用意していたのですが、とても収まらず。
きれいな巣の部分はそのまま巣蜜に(これは初年しか採れません!)、一度育児に使った色の濃い巣の部分はたれ蜜でビンにつめました。
西洋よりは少ないとはいえ、全体で3kgくらいはあるでしょうか。
それでも、ミツバチにはまだ十分なはちみつを残しています。
蜜はさらっとしています。
糖度は西洋よりも低めだということなので測ってみたところ、確かに、蜜蓋がしてある蜜でも76度くらい。蜜蓋がされていない蜜は73度くらいでした。
味は、すこーし酸味のある、メープルシロップのような?
もちろん蜜源によっても違ってきますが、やはり西洋ミツバチのはちみつとは異なる趣なのです。
いつか、はちのわとして、日本ミツバチのはちみつも皆さんにお届けできたらいいなと考えています。
番外編:日本ミツバチのはちみつ
on 2015年7月23日
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