はちのわ日誌

ついに春が

標高1,000mを超えるこの地についに、春が来ました。
昨年まで、通いで作業していたためにほぼ1週間間隔でしか変化を見ることができず、来るたびに景色が変わっていることに驚いていましたが、こちらに移住して毎日見ていると、刻々変化する自然の様子にさらに感動しています。

春が来るまでは長いことじらされるのですが、春来たー!となるとそこからは本当に見る間に緑が萌え出し、花が咲き、白茶けていた景色に今どんどん緑色が増えていっています。

緑色で彩り始められた蜂場

近くの温泉施設にある桜を春到来の目安にしていて、ミツバチの勢いが間に合うか…と毎年ドキドキしているのですが、数日前に確認に行くと八分咲きほどに開花していました。
そこには毎年提灯が飾られるのですが、今年はコロナの影響で花見が禁止なのでしょう、提灯もなく人もいませんでした。
そしてミツバチの数の増加はどうやら春に間に合ったようです!よかった…

水仙が自然に生えてきます
花桃も咲いていました

やっと花がたくさん咲いて、ミツバチたちもホッとしているように見え、のびのびと飛び回っています。
これから、おいしい春のはちみつを作って分けてね!とお願いしました。

ミツバチなど生き物が利用できる植物はもっと増やしたいので、蜜源樹の苗木を植えていますが、養蜂を始めた年に植えた苗木も大きくなってきました。
植えた時30cmほどだったソヨゴは1mくらいになりました。
トチノキは身長を超えました。
蜜が出るまでにはまだ何年もかかるでしょうが、これからも植えていきたいです。
今年は養蜂協会から斡旋していただいたキハダ、エゴノキ、ユリノキの苗木を植えました。

大きくなってきたソヨゴ
小さな苗木。花が咲くまで何年かかるかな…

数年来、ミツバチの巣箱について、ミツバチがより快適に過ごせるよう、また自分もオペレーションをしやすいよう手作りで試行錯誤、悪戦苦闘を重ねてきたのですが、やっと仕様がかたまり、木工職人さんに協力をお願いしてオリジナルの巣箱ができました。
まだ細かいところで改良の余地はありそうですが、以前よりだいぶ作業しやすくなりました。
ミツバチたちも、越冬も楽になったようですし、従来の巣箱の時よりも快適に過ごしているように見えます(ミツバチに感想を聞きたいところです)。

はちのわのように、移動養蜂でなく定飼養蜂を小規模にやっている方、特に力持ちでない女性やお年寄りには適しているんじゃないかなと思います。
またここは寒冷地ということもあり従来の日本の既成巣箱より板を厚くしています。

養蜂を始めた時、日本の既製品の巣箱には選択肢がなく、どの業者さんで買っても基本的には同じ大きさ、同じ構造の1タイプのみでした。
特に疑いも持たずそれを使っていたのですが、使っていくうちに、どうも自分には使い勝手がよくないし、大きいし重いし、特にこの寒冷地ではミツバチも暮らしにくそう…等いろいろ思ったのです。
海外はどうなんだろう?と目を向けてみると、逆に日本の巣箱のほうが特殊に見えました。ある意味日本の巣箱は独自の進化をしたのかもしれません。
また、海外には「こういうのがあればいいな…」と思うような様々な養蜂器具があるのに、日本の品揃えは貧弱に感じます。
最近海外のものを取り扱う業者さんも出てきましたが、まだまだ…もっと選択肢が増えたらいいのになと思います。
…長くなるので巣箱の話はまた別の機会にと思います。

はちのわオリジナル巣箱です

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