はちのわ日誌

不作

すっかり間が空いてしまいました。

今年は、初夏のはちみつ収穫に期待をしていたのですが、例年採蜜をする時期が近づいても、なかなかはちみつが貯まらない様子でした。

結局、人間がいただいてもよいほどの量が貯まらず、初夏のはちみつを採るのはあきらめ、全てミツバチたちに残すことにしました。
どうしたのだろう?と少々不安な気持ちになりました。

巣枠いっぱいにはちみつが貯まることはありませんでした

後に、地元の養蜂協会の方から、今年は春の遅霜でアカシアの花芽がやられたことで流蜜が少なく、地域的に壊滅的だったということを聞きました。
そうだったのか…と思うとともに、いわゆる「不作」とはこういうことか、と身をもって知りました。
やはり今後、もっと多様な蜜源植物を増やしていくことが必要です。

そして今年は梅雨が長引き、ひきつづきミツバチたちは蜜集めに苦労しているようでした。

残念ではありますが、今年は夏のはちみつを採るのもやめることにし、来年からの準備の年と気持ちを切り替えることにしました。

7月の終わりに銀座で毎年恒例の「はちみつフェスタ」がありました。
今年は参加はしない…というかもろもろ忙しくてすっかり忘れていたのですが、勉強もかね、毎年参加している仲間に会いに、出かけてきました。

全体に国産のはちみつの出品が少ない気がするな…?と思いました。
主催者の方とお話しした時に、今年は春が寒く、養蜂家の方々ははちみつが採れるかどうか、参加申し込みまでに見通しが立たず、参加をためらったというような事情もあると聞きました。
自分のところだけではなかったんだなぁと思いましたが、これから地球の気候がどのように変わっていくのか、それによって養蜂家(のみならず、ですが)がどのような影響をうけるのか、考えてしまいました。

ちなみについ先日、テレビ番組『マツコの知らない世界』が「屋上はちみつの世界」というテーマで、都内の屋上養蜂について紹介していましたが、はちみつフェスタの会場である銀座紙パルプ会館の屋上に、銀座ミツバチプロジェクトのミツバチたちはいます。
番組内容は、屋上養蜂各所の紹介のほか、ミツバチの生態などについても楽しめるように紹介していました。
8/13(火)まで、TVerにて視聴できるので、見逃した方におすすめです。


先日新しい家の棟上げが行われ、移住が実感として近づいてきた気がします。
毎週(時によっては数日おきに)高速をとばして蜂場へ通うのにも正直なところ限界を感じているので、作業が終わったら隣にある家に帰ればいいというのは天国だなぁ!と心待ちな気持ちです。

先日、暑いさなかにミツバチの作業をしている時、それを見ていた建築事務所の方に「やはり(養蜂を)やっていると、ミツバチもかわいく思えてきたりするのですか?」と聞かれました。
「ええ、かわいいです!!」と心から答えましたが、逆に、ミツバチをかわいいと思っているからやっているのであって…かわいいと思ってなかったら、この作業はきついだけで、とても出来ないだろうな…と思いました。
しかも今年のように、ひたすらがんばってきたのにはちみつが採れないとなると「何でこんなことやってるんだろう??」と激しく疑問に感じてしまうでしょう…
元気なミツバチを見ているだけでも嬉しい、というのは本当に幸せなことです。

オオハンゴンソウが今年も咲きました

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