はちのわ日誌

ついに冬

12月に入っても暖かい日が多く、本来は休むべき時期なのにミツバチもさかんに巣箱を出入りしており、少々困惑していました。

越冬の間は、巣門を小さく狭めて巣箱の中に入る寒気をできるだけふせぐのですが、気温が高いのでそのタイミングもみはからっていました。
ここにきてやっとというか、突然寒くなったので、巣門を狭くすべく蜂場へ出向きました。
ミツバチたちもほとんど外へ出てこず、巣箱の中で静かに過ごしていました。
(時々寒い中ピューっと飛び出していくミツバチがいるのですが、「なんで!」って思います…)

紅葉もすっかり終わり(12月初旬)

不在中の温度計の記録を見ると、最低気温は-8度くらいまで下がっていました。
その日小屋に泊まりましたが、置いてあった水はしっかり凍っており、ストーブで溶かして使わねばなりませんでした。
就寝時にストーブを消したのですが、夜中目がさめると、寒い!!温度計を見ると室内が氷点下でした。
本格的なアウトドア用の寝袋を使っているので、その中にもぐっていると大丈夫なのですが、顔を出すと空気の冷たさがしみました。

ミツバチたちも、蜂球の中はぬくぬくで、外側は寒い…というのはこんな感じなのかな?でも巣箱の中の温度はミツバチたちの発する熱で、氷点下になるようなことはないので、これより快適なのかも…?…などと寒い小屋で思いをめぐらせました。
ミツバチたちの隣で、ミツバチたちと同じ寒さの中で過ごす越冬疑似体験をしたようで、少し嬉しい気持ちがしました。

前回の越冬がうまくいったので、今回もきっと大丈夫…と思っていますが、気候もどうなるかわかりませんし、冬装備について新たにトライしている部分もあったりするので、油断せずに春まで様子を見守ります。

最初の年は、この寒冷地で越冬が可能なのかさえ不安で、毎日心配ばかりしていましたが、ミツバチたちは、こちらがちゃんと環境を整え、ヘタなことをしさえしなければ、力を合わせてしっかり冬を乗り切れるのだとわかり、今は、どうか春までおだやかに過ごしてほしいと願う気持ちが強いです。

先日、ご近所にいただいたゆずで、ゆずのはちみつ漬けを作りました。
みつばちたちが今年がんばって作ってくれたはちみつを、冬の健康のためにいただく…今年も一年ありがとう、とミツバチへの感謝の気持ちがおこりました。

化学合成のダニ駆除剤を使わないダニ対策も、だいぶ道筋の見えてきた一年でした。
まだ大事をとって各群の状況を見ながら対応を変えていますが、オーガニックな手法のみで対策して元気な群が複数います。
(なお抗生物質は一度も使用したことはありません)
日本では、国産のはちみつで公的に「有機」「オーガニック」と表することは基本的にできない(はちみつは有機JAS規格の対象外)のですが、周りの環境も含めて、オーガニックなはちみつを作りたいと考えています。
農薬とミツバチの話については、この冬の間にコラムにまとめられたらいいなと思っています。

今年はミツバチががんばってくれたおかげでギフトセットを作ることができました。
まだ御歳暮を決めていない方いらっしゃったら、ぜひご利用ください…
オンラインショップにてお求めいただけます。

来春からまた、無事に冬を乗り越えたミツバチたちと一緒に再始動できる日を楽しみに冬を過ごしたいと思います。


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