はちのわ日誌

あたたかい11月

例年なら、11月に入ればもう最低気温は氷点下になります。
それまでに越冬の仕度を終わらせることを目指して作業しています。
今年も、よし11月に間に合った!…と思ったら、なんでしょうか、この暖かさは。
気温の記録をみると11月初頭に一瞬氷点下になったようですが、その後全くなりません。
ミツバチたちも妙に活動的で、体力の消耗や、貯蜜の消費が心配になってしまいます。

今後は、気候が温暖化するといわれていますが、プチ氷河期がくるという話もあったり…
どうなっていくのかわかりませんが、気候の大きな変動が始まっていることを前提にやっていく必要がありそうです。
やれることをやっていくしかありません。

昨年は越冬対策にずいぶんと頭をひねり、いろいろなものも作りました。
おそるおそる試してみたトップエントランス(巣門とは別に上部に小さな開口部を作る)、結果がよかったので今年もこれでいってみるつもりです。

結露対策にも効果的ですし、もし下の巣門がミツバチの亡骸で塞がれてしまったとしても出入り口は確保されるので、こまめに様子を見られない状況においては心配事が減ります。

なにより、寒くてミツバチが外に出られない時でも、上の開口部からミツバチの姿をチラ見できることが嬉しいです。

トップエントランスからこんにちは

ミツバチたちは、菌やウイルスから巣を守るためプロポリスでスキマを埋めるなどして、巣箱内の環境を整えます。
(プロポリスは、ミツバチが樹脂と唾液や蜜蝋を混ぜ合わせて作るもので、優れた抗菌作用があります。ギリシャ語で “pro(守る)” “polis(都市)” で都市(巣)を守る、という意味だそうです。日本ミツバチはプロポリスは作りません。)

固着力は強く、継箱がくっついて、外すのが大変なくらい強力です。
暖かい時期はかなり粘着性があります。寒くなると硬くなります。
プロポリスのくっついた備品などを置いておくと、ミツバチたちはそれをかじりとって足につけて持ち帰り、再利用しているようです。

自作のキルトボックスなどの設備は、DIYの腕前のなさゆえ、ちょっと歪んでいたりして…
巣箱本体との間にちょっとスキマができていたりします。
きっとそのスキマをプロポリスで一生懸命埋めているんだろうなぁと思うと、なんだか余計な仕事を増やしてしまって申し訳ない気持ちになります。

プロポリスをかじりとって足につけて運びます

前回の記事で、3回目の越冬を迎える女王蜂がいると書きましたが、その後、最後の内検の時に、女王の姿が消えていました。
何度確認してもいなくて、呆然としてしまいました。
さよならも言えない別れ、つらいです。
まだ小さな幼虫が残っていたので、亡くなったのは数日前だったようです。
残念ですが、いたしかたありません。
残された働き蜂たちは、他の群にいれてもらいました。

その亡くなった女王蜂の娘女王が2匹いるので、ぜひがんばって冬を越えてもらい、そして来年は子孫をつないでいければと思っています。

そろそろ寒くなるでしょうか。


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