年の瀬のミツバチ

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今年もあと数日です。
毎年びっくりするほど、時の流れが加速度を増している気がしますが、それだけ早く、厳しい冬も過ぎてくれればいいな…と思ったりもします。
八ヶ岳山麓の蜂場のミツバチたち、小網代のミツバチたち、今年最後の点検をしました。
八ヶ岳のほうは、最低気温は常に氷点下というような状況。
-10℃くらいまで下がっている時もあります。
おだやかに晴れた日中に短時間、巣箱の蓋をあけたところ、ミツバチたちは集まって蜂球を作り、暖め合ってがんばっていました。
渾身の(?)越冬装備は、なかなかいい!…と思いきや、どうも性能が安定していないような感があり、少々悩んでいますが、今のところ巣箱自体は健全なようなので、手直しできそうなところはしながら、継続してみようという状況です。

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八ヶ岳
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小網代のほうは、さすが暖かく、12月の最低気温だけを比べても八ヶ岳のほうと10℃ほども差があります。
ミツバチたちは蜂球も作らず、おだやかに過ごしているように見えました。
産卵も続いていて、羽化したばかりの若蜂にも会うことができました。
三浦生まれのミツバチです。
八ヶ岳のほうは老蜂が死んでゆく一方だというのに。
嬉しくなりましたが、ダニが心配です。
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小網代でのんびり越冬…
冬至も越え、これから日が長くなっていくんだということに希望を感じながらも、寒さ本番はまだこれからなのだと思うと緊張を感じます。
最近は、いきなり雪が降ったかと思えば、妙に暑かったり、嵐のような風が吹いたり…どうも気候がおかしいようですが…
ともかく無事に春を迎えてほしいです。
三浦に来た時に驚いた景色として、そこかしこに展開されている一面の大根畑があります。
三浦大根、有名ですね。
緑色の絨毯のように果てしなくひろがる大根畑。
わーすごいな〜と思う反面、こわくもなるのです。
農薬が何度も何度も、使われるそうです。冬にもだそうです。
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三浦半島では、数年前からCCD(蜂群崩壊症候群)と思われる現象が起きていてミツバチの大量失踪が問題になっています。
三浦の養蜂家たちは大打撃を受けているそうです。
農薬が原因であると思われ、三浦の蜂友も心配しています。
蜂友が、農薬が飛んでくるのを防ぐため蜂場を木で囲われた状態にしていることもあり、今のところ大丈夫なようですが、農薬って本当にそんなに必要なのか?…と考えてしまいます。
ネオニコチノイド系の農薬について以前触れましたが、こんな新聞記事がありました。
働き蜂にダメージを与えるだけでなく、雄蜂の寿命を短くしたり、精子にも悪影響を及ぼすことが分かったそうです。
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東京新聞 12.26
小さな体だけに影響がすぐ出るミツバチが、人間に警告してくれているのかもしれないと思います。
全体をすぐに変えることは難しいかもしれませんが、気づいた人から何か行動するしかないのかもしれません。
田んぼや畑が一面に拡がる風景は、ミツバチと出会う前にはすてきな風景として見ていましたが、今では「ここではミツバチは飼えないな…」と思う景色になってしまいました。

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